ベルリンでの1日
どーもUTAことゆーたです♨️
ミュンヘンの後にケルンという都市に数日滞在し、その後はベルリンへと行きました。
そう、ブロッケンJr.のベルリンの赤い雨で有名なベルリンです。
本日はベルリンでのとある1日をブログに書こうと思います。
＊＊
12:00 起床
相変わらず寝坊助なのは変わりありません。
ベルリンでは、以前日本に旅行に来ていたパブロの家に泊まりました。
パブロとその彼女は日本が大好きで、特にマンガやアニメの知識は半端ないです。
時々急に
「写輪眼！」
とか言うので、こちらはアマテラスで対抗します。
その日の朝食はこんな感じ
ドイツに来てから野菜と果物をやたら食べている健康的な僕。
りんごを丸かじりできる歯茎に感謝です。
13:00 戦争博物館へ
実は僕、歴史がすごい好きで
特に第二次大戦にすっごく興味を持っているんです。
いつも練習目的のみで国を訪れている僕ですが、唯一観光で行ってみたいと思った場所が、
でした。
しかしホームページを調べたところ、僕が行ける時期はちょうど閉館しているらしく、残念ながら諦め
代わりにベルリンにある戦争博物館を見に行きました。
(確かトポグラフィーなんとかという名前)
博物館の前には今もなお残っているベルリンの壁。
登れそうな高さでしたが、パネルの解説をよると厳重な監視の上、壁を乗り越えようとすると即座に射殺されたそうです。
博物館は入場無料で、
中にはナチスやゲシュタポが過去に行ったユダヤ人迫害や虐殺などの戦争犯罪の写真が、いたるところに解説されていました。
ショッキングな写真が数々。
まるで私たちが毎日学校に行ったり仕事をしに行ったりするように、
毎日毎日たくさんの人が銃殺、絞首刑などで処刑され、燃やされる。
そんなことが70年以上前に実際に行われていたということが信じられませんでした。
歴史の教科書でよく見た写真。
小学生の時にこの写真をずっと眺め、
「この少年はどうなったんだろう？」
と考えていた記憶があります。
また少しごっちゃになりますが、ケルンに行った時にも、違う戦争博物館に行きました。
ドイツ軍に捕らえられた捕虜が実際に入っていた牢屋。
壁には捕虜が彫った数々の言葉が。
「くたばれナチス」
「絶対に屈しない、フランスに栄光を」
などなど。
博物館に行ってから、さらに戦争について興味をもつようになりました。
教科書や本では決して味わうことのできない生々しさ、戦争の悲惨さを目にすることができました。
14:30 練習開始
少し暗い気持ちにはなりましたが、その後パブロや他の仲間たちと合流し練習。
相変わらず湿気が少なく動きやすい気候。
夏のヨーロッパ最高だべ！
18:00 川へ泳ぎに
もうドイツと言えば泳ぐ。
と言っていいほど、どこの都市に行っても必ず泳ぎに行ってます。笑
都市部から少し離れた広場のような場所へ行くと、既にたくさんの人が泳いでいました。
中には裸で泳いでいる人も。
そこでパブロと泳いだり、木の上から飛び込んで遊びました😋
20:00 バレーボールタイム
家に戻ると、パブロが
「今からバレーボールしに行くんだけど、ゆーたも来るかい？
楽しいぜ！」
え？
この時間からバレーボール？
と思いましたが、意外に体力が残っていたのと、楽しそうだったのでバレーボールをしに行くことに。
体育館に行くとパルクールトレーサーやそうでない人たちが総勢12人。
あれ？結構ガチでやる感じ？
そして2人1組でペアになり30分ほどトスの練習。
その後半々に分かれ、両サイドでアタックの練習を30分。
待って。笑
これ、部活やん。笑
汗だくになり少し休憩した後、1時間ほどゲームをしました。
もうみんな真剣そのもの。
「ハハッ、ミスっちまったぜ！」
なんてスポッチャのような甘ったれたようなことをしていると腕がもげます。
部活なみに声を出し、励まし合い、完全にスポーツマンシップにのっとってました。
ゲーム終了後、
「ドイツではバレーボールが盛んなのかえ？」
と聞いてみると、そうでもないとのこと。
ではなぜこれまたバレーボールを始めたの？と聞くと
「日本のアニメのハイキューを見たらやりたくなったんだ！」
とのこと。
クソワロタ。
「ハイキューは最高だぜ！あのアニメをみると情熱や勇気が湧き、モチベーションが上がるんだ！」
「間違いないないね、兄弟！
ハイキューは最高のアニメだ！」
と口を揃えて言う彼ら。
日本のアニメの素晴らしさを痛感しました。
ちなみに僕は「ハイキュー」を見たことないと言うと、
「お前、日本人か？」
と言われました。
日本人です。
23:00 帰宅
バレーボールでしっかりと汗を流し、パブロハウスへ帰宅。
この日は彼女のリサがご飯をご馳走してくれました。
ピリ辛トマト煮込みご飯
上の緑の物はアボガドです。
もう最強に腹減ってたので最高に美味かったです。
バカ美味。
もう美味すぎて
「死ね！」
と言いたくなるほど。
料理名は忘れました。
24:00 ヲタク会議
お風呂に入った後、パブロとリサと3人で
「どのアニメや漫画がおもしろいか？」
を会議しました。
というか彼らの方が詳しいので、逆に僕はオススメばかりされました。笑
僕はとりあえずガンダムを勧めときました。
ちなみにリサはマンガをアホみたいに集めていて、読み終わったマンガを売って稼いでいるそうです。
適当に僕が好きなマンガの「バガボンド」は、1冊いくらなの？と聞くと
彼女はこう答えました。
「1冊13ユーロ(約1500円)くらいね！」
ふぁっ！！？？？？
1冊1500円！？
「そうそう！こっちではドイツ語のマンガってレアなのよ！安いのももちろんあるけどね」
とのこと。
わし、マンガビジネス始めようかしら…。
25:00 歯磨き粉事件 発生
寝る前に歯を磨こうとした僕。
しかし歯磨き粉が切れてしまったのでパブロに
「歯磨き粉貸して！」
と言うと、
「そこらへんにあるから勝手に使っていいよ😉」
うむ、相変わらずイケメンだなと思いながら、たまたま適当に置いた歯ブラシの横を見ると
歯磨き粉らしきものをちょうど発見。
でもパッケージが少し違う？
まぁドイツだからじゃね？大丈夫だろう。
と思いながらそれを使うことに。
普通の歯磨き粉と比べるとやたら薄くて細い。
そしていざブラッシングタイム。
しばらく歯を磨いていると、違和感が。
（あれ？なんかやたら苦いし臭くね？）
しかし僕は何故か
（恐らく殺菌効果が高いタイプやつなんだろう）
としか思わずブラッシング続行。
そして口をゆすぎに洗面台へ行くと。
歯磨き粉、発見。
あれ？
じゃあ俺が使ってたやつは何なんだ？
慌てて口をゆすぎ、平然を装いながらパブロに先ほどの歯磨き粉らしきものについて尋ねてみました。
「パブロー、これって何に使うやつー？」
パブロ「あぁー、それは湿布薬だよ。俺足の指が痛いからよく塗ってるんだ。ゆーたも使う？」
し、湿布薬？
時が一瞬止まり、慌ててパッケージを見直す。
確かに「バンテリン」っぽいこと書いてあるわ…。
「良薬、口に貴志」
とよく聞きますが、苦すぎる経験でした。
その日の夜はずっと口が苦いまま寝ることとなりました…。
終わりダメならすべてダメだな。
ということでエキサイティングな1日がこれにて終了。
刺激的な毎日を送っております☺️
みなさんも、湿布薬で歯を磨かないようにお気をつけください。
それではピースアウト😉
