日本よ、これがドイツスタイルだ
どーもUTAことゆーたです♨️
ドイツのミュンヘンの居心地が良すぎてなんだかんだ沈没しています。
本日は文化もパルクールのスタイルもまったく違う
ミュンヘントレーサーの1日
に密着したいと思います。
というか僕が経験した、ありのまま起こったことを話すぜ!
12:30 起床
もう早起きは三文の徳を完全に無視した生活スタイル。
部屋の主であるヤコブ君は大学があるため朝から不在。
水道水をがぶ飲みし、歯を磨き、飯を食べます。
13:00 続々と仲間が来襲
部屋主不在の部屋に続々とトレーサー(パルクールをしている人のこと)が集まり、水道水をがぶ飲みし、
ギターやウクレレを弾いたり、ジャグリングやディアボロをし始めます。
14:00 練習開始
ケータイと財布だけ持ち、練習場所へ移動。
準備運動もせずいきなりえぐいランプレやラシェをかまし始めます。
かたわらポケモンGoをしたりスケボーしたりとやりたい放題。
18:00 ボルタリングジムへ
ふぅ、たくさん練習も出来たし後はピザとウインナーでも食って帰るか!
と思ったら、
「何言ってるの!今からボルタリング行くぜ!
めちゃ楽しいしかっけーから来いよ!」
と説得性0の説明を受けボルタリングをしに行くことに。
ちなみにこの日雨が降っていたのにも関わらず、みんな傘など一切ささずにテクテク歩いておりました。
22:00 帰宅
日本のボルタリング施設よりも圧倒的にデカく、バリエーションが豊富なボルタリングジム。
気づいたら2時間半ほどやって、ヘトヘトになりながらヤコブ君の家へ帰宅。
いやぁ今日はたくさん動いたぜぇ。はぁん。
23:00 川に飛び込みに行こうとかぬかす。
シャワーを浴びて大好きなWi-Fiを繋ぎ、YouTubeでガンダムでも見ようかとした時
「締めはやっぱり飛び込みだよな」
とか言い出す始末。
え?
何を言っているの?
俺シャワー浴びたしもう夜の11時ですよ?
しかもこの日の夜の気温は10月ほど。
水に至っては銭湯の水風呂よりも冷たく、流れはめちゃ早い。
その早さ、通り過ぎること風の如し。
音をも置き去りにする疾さです。
しかし奴らは
「めちゃ楽しいから!かっけーから来いよ!」
の一点張り。
そして僕が行くのを渋っていると、マティアス君がこんなことを言いました。
「いいかゆーた。
やるかやらないかだったら、必ずやった方がいい。すべて経験してから初めて学べるんだ。
まずはやってみるんだ。どんなことがあったとしても。Just do it!
アディダスlove!」
おのれ、貴様はズートピアか。
でも確かに挑戦は大切だ。
そんなこと言われたらやるしかないだろうが!!
ということで寒稽古をしに夜の公園へ。
昼間はこんな素敵なところ。
夜は街灯もなくなんも見えません。
そしていざ飛び込むことに。
飛び込んでみると、もう寒くて
「はぁーん」
とかへんな声が出る始末。
泳ぐというよりは全自動で勝手に流れてきます。
しばらく流され歯をガタガタ震わせてると
ドイツ人「この先に橋があるからそこに掴まれ!」
わし「はぁ?掴まる?この速さの中?」
ドイツ人「おう!頑張れ!」
わし「掴めなかったらどーなるの?」
ドイツ人「恐らく死ぬ!!」
わし「ファッ!?」
ドイツ人「幸運を!」
え?
ドイツ人ってバカなの?
俺にはまだやりたいことがたくさんあるのに!
なんて考えてる間に橋が近づき、先頭集団は慣れているのかさっと橋を掴み
ひょいひょい登ってきます。
そして僕も死に物狂いで橋を掴みました。
恐らくあの時が1番パワーを発揮できた時でしょう。
地獄の寒稽古が終わり、
ようやく、
ようやく
寝れると思ったら、なにやらドイツ語でペラペラ話す奴ら。
あぁ、これ。
まだなんかあるやつだ。
24:00 ゴミ箱へ
ドイツ人「へいゆーた!今から晩飯の材料取りにゴミ箱あさりにいくぞ!」
わし「ごめん、俺のリスニング力が悪くてゴミ箱って聞こえたわ。
どこ行くって?」
ドイツ人「ゴミ箱だよ!」
わし「はぁ?」
ということでフェンスを乗り越え、スーパーの廃棄物がたくさんあるゴミ箱へ。
蓋を開けるとどんどん物を物色していく奴ら。
「クンクン、これはまだいけそうだな」
「このバナナとイチゴまだいけるぜ」
「おぇっ、これはアカンやつや」
と、手慣れたようにどんどん食材を集めていくドイツ人。
そーして集まった食材がこちら
この日はパスタの材料がたくさん上手にとれました☺️
ってこんなことしてもいいのか?
野菜やフルーツもたくさん♬
完全にストリートを極めてます。
25:00 華麗なる食卓 開始
集めた食材をもとにクッキングスタート。
拾ったパプリカを切りながら、何故こんなことをしているのかを聞いてみました。
ドイツ人「だってタダじゃん、勿体無いじゃん」
ということで論破されました。😋😋😋
寒稽古辺りから頭のおかしくなった僕は、その解答に納得し
とりあえず飯を食うことに。
野菜煮込みライス完成。
後はチーズをパンと挟みながらモグモグ。
残飯クッキング、余裕で美味いやんけ…。
26:00 宴開始
飯の後はまたまたギターやウクレレを弾いたり、タバコを吸いながら談笑したり、逆立ちやジャグリングをしたりと何でもあり。
そしてみんなで円になって歌を歌う。
肝心の僕は、気づいたらウクレレを持ちながら白目むいて意識を失ってました。
ということで1日が終了しました。
いかがでしたか?
いかがもクソもありませんが、ミュンヘンに来てからこんな生活が毎日続いております。
ドイツ人の身体の強さの秘密を身をもって経験しました。笑
日本ではまずあり得ないライフスタイル。
これも海外に行かなければ味わうことのできない経験。
とんでもない刺激になること間違いなしなので、日本の若いトレーサーには是非海外経験をしていただきたいものです😋
以上、変態ドイツのとある1日でした👋🏼👋🏼
※これはあくまでドイツトレーサーの一部です。
ドイツ人すべてがこんな生活をしているわけではないのでご注意を。